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生活習慣病について

生活習慣病

「生活習慣病」と一口に言っても、その症状は様々です。
また、特に自覚症状はなくても、両親・祖父母・兄弟姉妹などに高血圧や糖尿病、脂質異常症などの家族がいれば、体質が大きく影響してくることもあります。

 

当院では、特に「高血圧・糖尿病・脂質異常症」の早期発見・早期治療に力を入れております。
症状が出てから治療するだけでなく、“予防”という観点から気軽に健康相談にお越しください。

 

*主な病名と症状

30〜40才頃より発病する可能性の高い生活習慣病は日頃の生活習慣の積み重ねが原因です。
発病していることに気付きにくく自覚症状も乏しい事から健診などで判るケースが多くみられます。
自覚症状があり病院に行くようなケースではすでに進行している場合が多いです。

*糖尿病

糖尿病は血液の糖分(血糖値)が高くなる病気で知られていますが、高い状態が続くことで体内の微小血管が破壊され、さまざまな合併症を起こす事になります。
多くは、健診などで指摘され、自覚症状が出るころには重症になっている事が多いです。
糖尿病の検査は血液検査で簡単に診断できますので、定期的な検査をお勧めします。

*高血圧

高血圧は生活習慣病の中でも発症率が高く、ありふれた疾患になっていますが動脈硬化を発展させ、脳卒中や心血管疾患を起こす可能性が高い疾患です。初期の病状としてこれと言った自覚症状が無く、日頃の生活習慣と血圧管理が大切です。
進行するまで未治療の方が多く、健診などで指摘された場合は、必ず受診を勧められます。

*脂質異常症

脂質異常症は血液中の脂質が過剰もしくは不足している状態が続き、動脈硬化などの合併症を起こす可能性が高くなります。
動脈硬化が進行すれば脳梗塞や心筋梗塞などの日本人死因の上位を占める疾患に発展する可能性もあります。
生活習慣の改善や薬物療法で改善させ、合併症を予防していく必要があります。